どこもかしこもひかりごはん

どこもかしこもひかりごはん

5/25

 

休日の前は眠れないことが多い。勿体無い精神でしょうか。何をするわけでもなく、ただただぼーーーーっとするだけなんだけどね。本当に絵に描いたようにぼーーーーっとする。携帯をいじるわけでも本を読むわけでもない、強いて言えば天井を見つめて、板の目の筋を目でなぞったりする。

 

毎日お弁当を作ってそれを食べる昼は、あまり充実していない。ああなんかこれってお腹を満たすための作業じゃん、って思って外で食べようかと思うけど、食べたいものが浮かぶわけでもない。一人でゆっくり無音の場所で過ごしたいという気持ちが強くて、まあいいかとお弁当を食べる。でも、ここに誰かが居てくれたら食べたいものも浮かぶかもしれない、とか。もぐーもぐーう。

夜に友達とごはんを食べに行って、英気を養った、気がする。食べて歩いて話して、こういうの久しぶりだなって一ヶ月前くらいのことを思い出したつもりが、気が付いたら2年前とかを思い出し始めていた。あの頃のわたし、言葉を選ばなかったら死にたかっただろうな。嫌なことはもちろん嫌だったけど、自分の頭で考えられる範囲の嫌を超えていて、他人事だった。目の前で、隣で起きていることなのに、知らん顔してて、死にたかったっていうか死んでたんかな。

あー友達に会いたい。もっと会いたい。

最近はお酒をまじで飲まなくなったから、お酒好きな人を夜に誘うのに少し気が引ける。お付き合いの一杯さえも飲みたくなくて、ママ友とランチするのが核の人生にシフトチェンジしてきてるのかなって思った。子もいなければ結婚もしてないけど。

体が2つあったらなあ、とか。やりたいことがありすぎるのに、体力が足りない。辛いことなどないはずなのに、疲れが気持ちを引きずり落とす。よく考えるとなーーーんにもタスクはない。仕事は仕事だし、制度は制度なんだわ。

寒くない朝が気持ちよくて、窓を開け放って、玄関のドアまで開けてしばらくの間過ごしていたからか、その夕方にめちゃくちゃでっかいゴキブリが壁にくっついていた。沖縄で見たゴキブリを思い出すほどでかかった。気持ち悪い生き物だなあとしばらく観察して捕まえて、食器用の洗剤で身柄を確保した。

部屋にワンプッシュしておくと虫が来ないみたいなスプレーを買っていたのを思い出して、シュッてやってみる。こういう何が入ってるかわかんないスプレーとかすごく苦手だ。吸い込んだら自分の体の中の成分が死ぬんじゃないかと思う。煙草吸ってるやつのセリフじゃないね。

自分の手が結局いちばん信頼できるなーって、ゴキブリをにぎり潰したこと(ティッシュ越し&ビニールに包んだよ)を思い出して就寝。次の日の朝、馬鹿なわたしはまた窓を開け放って過ごして、しばらく経ってから「……アホや」って静かに網戸を閉じた。仕事へ行って夜に帰宅すると、なんと部屋のど真ん中にカミキリムシがいた!!!カミキリムシのことはけっこう好きだから、ついにこいつがやってくる季節になったか〜って思っていたら、ひっくり返って息絶えていた。えっ、家の中で殺された…?と、サスペンスを感じて背筋が凍ったが、昨晩の「シュッ」だなって気付いて感動して、だけどちょっと複雑な気持ちになった。もしクワガタがやってきて、ひっくり返っていたら悲しいな、、、とか。

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テキトーにやってんだろうなーって店のトイレに生きてる花があって、えーん!ハッピー!ってなった

あしたなにしようかな