寝起き、風呂に入るか入らないかを襖越しにはなちゃんと話して、わたしは風呂に向かう。
疲れていて体が重いなんて久しぶりでハッとした。
風呂に入って、一生温まらない体温を感じて、朝出かける前に急いで風呂に入るなどはしない!!もう一生しない!!と決めました。
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おととい、おでん屋さんのバイトが始まった。
本屋バイトをした後、豪速球で向かった。
このスケジュールでバイトをはしごするなどはしない!!もう一生しない!!と、決めながら
えりぴょんは仕事をサクサクこなしながらも、ぴょこぴょこふざけてて、わたしも一緒にたのしかった
仕事ができる人を見るのは本当に気持ちが良い
仕事終わりにみんなでご飯を食べに行くこともした。こんなことするのいつぶりだろうか。保育士時代は終業後3秒で職場を出ていたなあ、とか考えていた
しかし人の声を頭の中に取り込みすぎた一日だったようで、家に着いた頃には抜け殻だった。
胃は痛いし、耳の中に何かが詰まっているみたいに、聞こえが悪い。
もう本当に何もできなくて、倒れ込んだり、耳を塞いだり、目をつむったりした。
たのしかったのに、今もたのしいのに、自分がこれ以上のことを何も取り込めないってことが、苦しくてたまらなかった。
えりぴょんとはなちゃんが体を温めてくれて、少し蘇生した。
思い出すと泣いちゃうな、みんなほんと優しいよ
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仕事はしたいし、お金も稼がなきゃいけない。
しかしどうしても身体がついていかなくて、それが、痛みになって現れることが悔しくてたまらない。
馬鹿みたいだよなこんなの
仕事もたくさんしているわけじゃないし、生活が不安定になる、という話を人にした時、がんばって働くしかないんじゃないですか、と言われたことを思い出す。
何も間違ってないし、そうやっていて、自分自身が安定していた時のことを知っている。
でも今の自分も間違っていない。
強くなりたい、強く在りたいという少しの反発心だったとしても、わたしは間違っていない今をズンズン進んでいく。
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夕方にワクチンを打って、さっさと家に帰り、風呂に入ってごはんを食べた。
夜に家でゆっくりしたのは久しぶりだった。
はなちゃんが帰ってきて、おしゃべりをして、いちにちを納める。
今日はどんな日だった?と聞かれることが、心地良いことを思い出しては、完全に忘れてしまう前に思い出せて良かったと心から思う。
誰かの元気になれるように、ちゃんと自分を元気に向かって整えていきます。